竹パウダーについて
当社では、農業資材として竹を粉砕した「竹パウダー」を製造・販売しております。「自分で整理した竹の処分に困っている」という竹林をお持ちのお客様の多数の声からヒントをいただき、新規事業として資材事業部を立ち上げ、「竹パウダー」を製造するようになりました。竹は生命力が旺盛で、最盛期には一日でおよそ1mも伸び、1年で高さ20mほどに成長します。地下茎でどんどん増えていくので、隣の敷地に侵入したり、いつの間にかに森が竹林に変わってしまうことも起りえます。竹林を整備することは、生態系を守ることにも繋がります。
「竹パウダー」は、100%自然由来のものです。分解されると土に還りますので環境にも優しく、また農薬等も使用しておりませんので、有機栽培などに最適です。お客様の中には、有機JAS規格の資材証明の発行をご依頼いただく方もいらっしゃいます。
農業生産法人や一般の農家の方に限らず、家庭菜園やガーデニング向けに個人の方にも販売しております。
ふわふわパウダー
当社で製造している 竹パウダー「ふわふわパウダー」は、竹の繊維の一本一本が柔らかくなり、おからのようにふわふわしています。
特徴
粒子の表面積が大きく、水持ちが良いことです。
さらさらパウダー
当社で製造している 竹パウダー「さらさらパウダー」は、竹の繊維がおがこのようにさらさらしています。
特徴
粒子が小さく、さらさらしているため、作業性がよく、米ぬかのように使用できます。
販売について
SDGsについて
取組内容について
竹林を整理し、整理した竹を原料に「竹パウダー」を製造し、土壌改良資材として販売しています。「竹パウダー」を農業等に使用することで、地力が向上し、質の良い農産物の増収が見込めます。
農家の方々の収益にも繋がり、また、その質の良い農産物を購入された消費者の皆さんの健康にも繋がっていくという、自然、土、農作物、人と健康の輪が広がっていくことは、持続可能な社会「SDGs」の取り組みの一環です。
関心のあるゴール
- 11:住み続けられるまちづくりを
- 12:つくる責任、つかう責任
- 17:パートナーシップで目標を達成しよう
使用事例-お客様の声より-
「竹パウダー」は、家庭菜園・ガーデニングにも適しています。果樹やエコ堆肥作りにもお勧めです。
*作物を栽培する土壌の性質や栽培方法などにより、その効果には違いが生じることがあります
エコ堆肥として
家庭から出た生ゴミに竹パウダーを混ぜて、エコ堆肥を作っている様子
嫌な生ゴミ臭がほとんどせず、ハエも見かけません。(O様)
※ご家庭の生ゴミの匂いが気になる時に、竹パウダーをパラパラとかけても、匂いが軽減されます。
すき込み
色々な作物の栽培 や ガーデニング に!
- 短期間で土が良くなった
- 作物が引き締まった
- 生育が早い
- 作物が元気に育つ
- 作物の味が良くなった
- 根張りがいい
土が変化した様子
3週間で土が変化した様子
左:竹パウダーなし 右:あり
竹パウダーと他の肥料をすき込んで苗を植えました。3週間もすると、驚いたことに粘土質の土が黒色のフカフカで柔らかい土に変わっていたんです。触ると手がすべすべとし、潤うように感じます。野菜づくりに向かない粘土質の土で、20年かけてやっと野菜が育つまでになりました。それが竹パウダーでこんなに早く変化を実感できるとは、本当にすごいです!(H様)
ジャガイモ
画像は、収穫後のじゃがいものイメージです。
肌が綺麗で、形が良く、小さいくず芋がほとんどなくなりました。大きな芋が沢山採れ、しかもサイズが揃っていました。(S様)
パプリカ
I様のパプリカ
左:市販品 右:竹パウダー使用(I様)
今までにないくらい、よくできました。(I様)(*実際に収穫されたパプリカを送ってきて下さいました。写真は、スーパーで売られているものと比較した様子す。)
ナス
4月に定植し、10月末にまだ花が咲き実を付けている様子
◯旬を終えた10月末に、こんなに元気があるのは初めてで、とてもびっくりしています。まだまだ花が咲きそうです。(S様)
◯家庭菜園で採れたナスを差し上げた方から、「冷蔵庫に入れ忘れていたのに、身が締まっていて何日もしなびなかったからびっくりしました。何を使っているのですか。」と聞かれました。(I様)
エダマメ
画像は、エダマメの生育のイメージです。
葉の色も状態も理想のものになりました。一番驚いたのは、収量が去年の3倍にもなったことです。(Y様)
春菊
左:竹パウダーあり 右:なし
引っこ抜いてから1週間も経ってしまったのでしおれていますが、竹パウダーありのほうは、なしに比べて背丈も根張りも3倍すごかったです!引っこ抜いて直ぐのものを見せてあげたかったです。(H様)
マルチ
果樹や草の抑制に!
- 木が急成長した
- 草取りが楽になった
ブルーベリー
枯れてしまうと諦めていた株から、ひこばえが出てきた様子
株元にドーナツ状にマルチしました。ブルーベリーの根が、竹パウダーのある所を目掛けて伸びていました。また、根が無くて枯れてしまうかもしれないと思っていた株に新しい根っこが生えてきました。(O様)
柚子
柚子の株元にドーナツ状にマルチした様子
株元にマルチドーナツ状にマルチして、他の肥料は使いませんでしたが、あっという間に木が大きく太くなり、毎年、実が鈴なりになるようになりました。(F様)
草の抑制
マルチしてから2ヶ月後の様子
草をきれいに取り除いたところに、3センチくらいの厚みで、土が見えないように竹パウダーを敷き詰めました。すると、草が生えるのが少し抑制され、草取りが楽になりました。(K様)
苗づくりに
- しっかりした勢いのある苗ができた
- 葉に厚みがある
きゅうりの苗の様子
育苗セルの底に1cmくらい竹パウダーを使用しました。根張がいいので、ポットから引き抜いても土が崩れませんでした。この苗を定植後、1ヶ月しないで最初の収穫ができました。標準よりも、早く収穫できたことに驚いています。また、味の深みが増したように感じています。(H様)
オクラの苗の様子
竹パウダーなし
竹パウダーあり
竹パウダーあり
竹パウダーあり